蒲田・煮干しつけ麺「宮元」の極上煮干しそばがマジで極上
煮干しつけ麺「宮元」、ラーメンも極上
蒲田の行列ラーメン店、煮干しつけ麺「宮元」。JR蒲田駅西口から5分ほど歩いたところにある。
『煮干しつけ麺』を名乗るほどなので、メインはつけ麺。お客さんの注文も8割くらいはつけ麺。
だが、今回はあえてつけ麺ではない普通のラーメン『極上煮干しそば』を推したい。
基本情報
- 住所:大田区西蒲田7-8-1(Googleマップへのリンク)
- 営業時間:
- (火・水以外)11:00~15:00、18:00~21:00
- (火)11:00~15:00
- 定休:水曜
メニュー
つけ麺
- 極濃煮干しつけ麺: 830円
- 並盛(200g)
- 中盛(300g): 50円
- 大盛(400g): 100円
- 特盛(500g): 150円
ラーメン(中華そば)
- 極上濃厚煮干そば: 780円
- 極上煮干しそば: 780円
- 並盛(150g)
- 中盛(200g): 50円
- 大盛(250g): 100円
トッピング
デフォルトは、海苔1枚、ロースチャーシュー1枚、バラチャーシュー1枚
- 特製: 200円
- 味玉1個、海苔2枚、ロースチャーシュー1枚、バラチャーシュー1枚が追加
- チャーシュー: 200円
- ロースチャーシュー2枚、バラチャーシュー2枚が追加
- タマネギ: 100円
- メンマ: 100円
- 味玉: 100円
- 海苔(5枚): 50円
行列は長いが、回転は速め
いつ行っても長い行列ができている宮元。並ぶ場所が示されている紙が壁に貼ってあるので、そのとおりに並びましょう。
基本的には店員さんが外にいて、列に並んでいると食券を買うように案内してくれる。が、タイミングが悪かったりまだ慣れてない店員さんだったりすると、食券を買ったお客さんと食券を買わずに知らずに並んでたお客さんが混在してしまったりすることがたまにある。多少順番が前後してしまったりすることもあるが、広い心で待とう。
つけ麺がメインなので時間がかかるかと思いきや、食券を買った時点で注文が通っているため回転は速いほうだと思う。
『極上煮干しそば』、その名前に偽りなく極上
カウンター10席のみの店内に入ると、煮干しの香りがすごい。店員さんのムダのないオペレーションはさすが人気店といった感じ。
今回注文したのは、『極上煮干しそば』(780円)の中盛(+50円)で830円。
これだ!
中華そばには『極上濃厚煮干そば』と『極上煮干しそば』があり、『極上濃厚煮干そば』はつけ麺のつけ汁に似たドロドロのスープで、今回の『極上煮干しそば』はサラサラとしたスープ。
このスープがすごい。『濃厚』という名前ではないものの、煮干しの旨味が凝縮されている。レンゲで口に運ぶと「うまい…」と口に出して言ってしまいそうな、まさに極上のスープ。煮干しだけでなく動物系の旨味もほのかに感じられるところがいい。複雑で飽きない味になっている。
麺がまた素晴らしい。若干硬めの麺が極上のスープによくからむ。つけ麺だけでなく、中華そばの麺も抜かりなし。さすが。
そしてチャーシュー。ロースチャーシューとバラチャーシューの2種類の味が楽しめる。個人的な好みはバラチャーシュー。端が炙られていて、カリッとした食感と肉肉しい味わいが最高。トロトロもいいが、このチャーシューのように歯ごたえがあるのも好きだ。もちろん、固いというわけではなく、肉の味をしっかり噛み締められるという感じ。
メンマもいい。他ではあまりないスパイシーな味付けがされていて、いいアクセントになっている。
海苔は…普通かな。
つけ麺もいいけど中華そばもね
つけ麺ももちろん美味しいし、その流れをくむドロドロ濃厚スープの『極上濃厚煮干そば』もいいんだけど、『極上煮干しそば』も一度ぜひ試してみてほしい。
スープに麺、トッピングに至るまで、完成度の高いラーメンだと思う。
うまかった!